「ディルバートの法則」は、「一般的に、役職とか管理職といわれる会社のポストには、
無能な社員を就かせ、企業の生産性を維持するための構造」というものだ。
会社の生産性を向上させるため、無能な人間を敢えてポストに就かせる。
そうしておけば、定例的な報告書をまとめたり、差し障りのない会議に出席したりする
ことで労働時間の大半を費やし、会社に本当の価値を作り出す有能な社員や、実務に専
念する真面目な社員の邪魔にならないからだ。
ただ、管理職に無能な人達が増えることで「会社の決定は、有能な社員ではなく、暇を
持て余している社員によって行われる」という結果になる。